ハワイってどんなところ??

このページでは、現代のハワイ諸島についての基本情報を記載します。

ハワイってどこにあるの?

アメリカで唯一の熱帯地域にあるといわれている州、ハワイ。
同じくらいの緯度の国は台湾といわれています。

飛行機で7~8時間程度の移動で到着します。
日本からは、オアフ島ホノルルもしくはハワイ島コナへの便しかなく、

他の島に移動するためには国内線への乗り換えが必要です。

※一部入島できないエリアもあります。

なんでHawai'iって名前なの?

ハワイ語は1語1語に意味があり、並び順にも意味が含まれます。
Ha:息
Wai:水

'i:手の一番高いところ(手から離れたもの)

これを合わせると、

「とても神聖なものが生きついているもの」とされる。

私たちが見ている水は、
海から蒸発し、空に昇り雲となり、山と合わさり雨が降り、その雨が海に戻る。
そして、また蒸発して…の繰り返しの中で、降ってきた水だけが見えるものである。
その水はとても神聖なもので、この1連の流れはすべてのベースとなるものである。
そのような大切な流れの大切さに近いようなことが含まれた言葉のように感じます。

ハワイ州とは?

The state of Hawaii

ハワイ諸島は主要8つの島を含めた100を超える島から出来ているが、

そのうち、ミッドウェー環礁を除いたすべての島が、ハワイ州に属している。

1959年アメリカ合衆国の50番目の州となる。

 

州の愛称:The Aloha State (アロハの州)、 The Rainbow State (虹の州)

首都:オアフ島 Honolulu(ホノルル)

人口:136万人

州花:黄色いハイビスカス

   正式名は、Mao Hauhele, Hibiscus

   ハワイの固有種である。

州木:Kukui(ククイ)、Candlenut(キャンドルナッツ)

州鳥:Nene(ネネ)

   ハワイ固有のガチョウの一種。

   保護鳥に指定されています。

 

Hawai'i の名前の由来:

ハワイ語の Hawaiʻi は原始ポリネシア語の Sawaiki から派生したものであり、「母国」を意味する。

 

ハワイ州の旗:

これはハワイ王国時代1845年に制定された。

ハワイ語で「カ・ハエ・ハワイイ」(Ka Hae Hawaiʻi)と呼ばれる。

アメリカ50州でユニオンフラッグ(イギリス等の連合王国の旗)が使用されている唯一の州であり、

右側の8つの線は主要8つの島を表している。

上から、ハワイ島、オアフ島、カウアイ島、カホオラウェ島、ラナイ島、

マウイ島、モロカイ島、ニイハウ島である。

ハワイの主要8つの島について

たくさんあるハワイ諸島の中で、主要とされている8つの島を紹介します。

ニイハウ島、カウアイ島、オアフ島、モロカイ島、ラナイ島、マウイ島、カホオラヴェ島、ハワイ島。

                         

ニイハウ島 The Forbiden Island (禁断の島)

カウアイ島の西側に位置するニイハウ島は、島全体をロビンソン一家が所有する私有地の島。

「禁じられた島」のニックネームがあるように、観光客はもちろんのこと、

簡単にハワイに住む一般の人々も立ち入ることはできません。

現在カウアイ島からのヘリコプタツアーなどがあったりして、上陸ができるようになってきたが、

島民との接触禁止など制約があり、ビーチに少しだけ滞在といったことしかできないことになっている。

島内では今でもハワイ語が話されている。

 

ほとんどの島のシンボルが花であるが、ニイハウ島だけは小さくてかわいいププというニイハウシェル

貝がシンボルである。

とても希少価値があり、宝石店などで販売されている貝殻の「白い色」が

ニイハウ島のシンボルカラーにもなっている。

 

人口:170人(2010年)

カウアイ島 The Garden Island (庭園の島)

観光客が飛行機でアクセスできる島の中では最も西に位置する島。

地学的には主要8島の中では最も古く、島全体どこへ言っても自然を感じることができる緑豊富な島です。

古代ハワイから伝わる手付かずの自然が多くの残されている。
シダの洞窟は世界的にも有名。

もっとも古い歴史的な伝説も数多く残されている。

何百年もの歳月を経て侵食されたワイメア渓谷や断崖絶壁ナパリコーストが神秘的な名所。

 

カウアイ島のみに自生する花 モキハナの淡い紫の色からイメージして
島の色は紫となった。

昔からレイを作る植物として使われ、スパイシーな香りは香水や芳香剤としても使われていました。

 

都市:リフエ

人口:6.7万人(2010年)

 

オアフ島 The Gathering Place (集いの島)

ハワイ8島で最も人口が多く、ハワイ州人口の約8割が生活しており、経済の中心地である。

世界各国から旅行客が集まるオアフ島。

州都であるホノルルが置かれ、ホテル、レストラン、ショッピングセンターなどの観光施設が集中し、

ビーチやマリーンスポーツはもちろん、ハワイの芸能や文化、エンターテイメントを楽しめる。

観光地として開発されたワイキキビーチをはじめ、アラモアナビーチ、カイルアビーチ、ラニカイビーチ、ハナウマ湾など有名ビーチが点在しています。

島の花はハワイ在来種で、愛の象徴とされたイリマ。海岸のそばで生息する、直径3cmほどの小さい花。

王族の花と言われていたそうです。花はレイに使われます。

昔は『 王族のレイ 』と呼ばれ、王族に捧げられる為だけに作られていました。

レイを作るために、約700枚使う。

 

都市:ホノルル

人口:95万人(2010年)

 

モロカイ島 The Friendly Island(友情の島)

ハワイの中で最もハワイアンな島と呼ばれる、素朴で親切な島。

天気がよい日にはオアフ島のマカプウ岬からもその姿が見られる。

手付かづの自然が多く残され大自然に囲まれている島。モロカイ島でしか存在しない花や

動植物が数多く残っています。島内には信号や公共の交通機関もなく素朴でのどかな島。

島民の60%以上が生粋のハワイアンの血統でハワイアン文化が根強く浸透しています。

島の東側にはハンセン氏病患者が隔離された「カラウパパ」があり、ベルギー出身のダミアン神父が献身的に尽くしてこの地で亡くなり、州政府ビルに銅像が建てられました。

観光名所はほとんどないので、あまり日本人は訪れない。

 

都市:カウナカカイ

人口:7千人(2010年)

 

ラナイ島 The Pineapple Island (パイナップルの島)

モロカイ島の南東に位置し、かつてパイナップルの生産が盛んであったことから、

パイナップルの島という愛称であった。

現在はパイナップル栽培が東南アジアに移行したため、栽培はされておらず、雄大な自然の中で優雅な時間が過ごせる島となった。

観光地はほとんどないが、高級リゾートホテルがある。

1985年から島のほとんどをアメリカのIT企業CEOが所有している。

 


島の花はハワイ固有種のカウナオアで、オレンジ色のツルのような茎を絡めて、他の植物に寄生します。

花の大きさは直径が1cmほどの釣鐘のような形をしています。

 

都市:ラナイシティ

人口:3千人(2010年)

マウイ島 The Valley Island(渓谷の島)

マウイ島は2番目に大きな島で、島の大きさの割に起伏が激しいこともあり、渓谷の島と呼ばれる。
ラハイナは一時期捕鯨が盛んなハワイ王国の首都であったこともある。

現在では大きなリゾートもあり、冬になるとザトウクジラのメッカにもなっている。

ハワイ州で3番目に高いハレアカラ山(3055m)など自然を多くあります。

 

島の花は外来種の八重のピンクローズであるロケラニ。

島の色もピンク。

 

この島には、有名なミュージシャンであるケアリーレイシェルも住んでいる。

 

都市:ワイルク

人口:14万4千人(2010年)

カホオラヴェ島

カホオラヴェ島は主要8島の中で、一番小さく、人が居住していない唯一の島。

昔から戦争を行った場所であり土地は荒廃し、カメハメハ3世の頃は流刑地になっていました。

その後、太平洋戦争では米軍の演習地になり、人が居住しなくなりました。

1991年に米軍がハワイ州に島を返還することになり、ハワイの人のため文化的宗教的な活動にのみ使用できる島になりました。今でも演習場の爪痕である不発弾などを撤去する作業が続けられています。

そのため、現在も立ち入りが禁止されている島。

 

島の花はハワイ在来種のヒナヒナ、葉には繊毛が多いため、遠くからみるとグレーに見えることから島の色はグレーです。

 

ハワイ島 Big Island(大きな島)

ハワイ諸島の中で最も大きいハワイ島。

他の島を全て足した面積よりも、ハワイ島のほうが広いってくらい大きい島です。

000mを超える大きな山、マウナロア山とマウナケア山、そして今でも火山活動が盛んなキラウエア火山もあり年々島が大きくなっています。

 

ハワイ島の花はハワイ固有種のオヒア・レフアになる赤いレフア。島の色は赤です。

 

 

都市:ヒロ

人口:18万5千人(2010年)