The Basic Steps

お教室によって、ステップ・名前はそれぞれ違います。
Hula Halau Kealakahi Ola Houでは、フラットフィットと呼ばれるべた足で踊ります。
基本ステップでは、すべてタップ(4カウント目に運んだ足でちょんっと足を置くこと)を行います。
※一部ステップでは不要です。

 

基本的には、フラは骨盤と肩甲骨を使う踊りです。
やりすぎは腰や膝に負担をかけますが、なるべく負荷を減らしながら長く続けられるようにしましょう。


フラの基本姿勢

〇立ち方

 両足の間をこぶし1つ分開けます

 一度ぐっと膝を曲げて、少し緩めた腰の位置が基本姿勢の時の腰の位置

 (膝を曲げたこの状態をアイハーといいます)

 ※ぐっと腰を曲げるときに、上半身を前に倒したりしないようにしましょう。

 

〇重心の位置

 両足の間に体の中心があるようなイメージを持って立ちましょう

 お尻がかかとの上にあるイメージ

 ※もし前に重心が傾くと膝に、後ろに重心が傾くと腰に負担がかかります。

  負担は故障の原因になりますので、気を付けて練習してみましょう。

 

【POINT】
* つま先、膝はなるべく自然な位置に。あまり外側を広げない

*お尻は外に突き出さない

*背筋は床に垂直にしましょう


ベーシックステップ

無理やり腰を振る踊りではなく、体重移動などをしながら自然と腰が動いてしまう。
気を付けるポイントを記載しますが、あくまでレッスンの中で学んでいきましょう!

〇 Kaholo カホロ

 Holo は 歩くという意味。よく使うステップの1つです。
 左右に2歩づつ横動きをするステップ。

 1歩目と2歩目は同じ歩幅で、どんなに広くても肩幅。
 頭、肩の位置は変わらず、足を運んでいきます。


【POINT】
*足の動きと一緒に肩とかも振れないように

*足は床から持ち上げずに引きずるように足を運びます

*歩幅は均等に、そしてきちんと元の位置に戻れるように

  

〇 Hela ヘラ

 基本姿勢の状態で、両足の間はきちんと開けておきます

 片方づつ30~40度くらい前の位置に出します

 戻すときはきちんと基本姿勢の場所に戻します

 足は伸ばします。

 足を出しているときには、出していない足のほうに体重を乗せます

 →つまり、腰が出していない足のほうに乗っています 


【POINT】
*出す足を広げすぎないこと

*戻す足を基本姿勢よりもくっつけてしまったりしないこと

*上半身は基本姿勢と同じく床にたいして垂直に

*かかとはほんの少し上げる

*足を出すときにはすり足にしないように

  

〇 Kao カオ

 基本姿勢の状態で、両足の間はきちんと開けておきます

 リズムを追いかけるように、片方の足に体重をかけます

 上半身は動かず、頭の位置が変わらないように意識する

 

 【カオ バリエーション】

 1.タップなし、体重移動のみ

   これは体重移動のみで、骨盤・腰を横に滑らかに動かす

 2.タップ&体重移動あり(骨盤・腰は横に動かす)

   1のものをよりやりやすくしたベーシックバージョン

 3.タップ&体重移動あり、骨盤は横にした8の字のようにする

   体重移動を右下から右上→左下→左上→右下の繰り返し

   滑らかに、踵や股関節を上手に使いながら行います

   タップはありとなしとあります。

   →これが、私たちの元々のステップになりますが、

    中では一番難しいステップになります。

基本どれも正解なので、やりやすいものから始めてもらえたらと思っています。

 


【POINT】
*とにかく滑らかに

*上半身は基本姿勢と同じく床にたいして垂直に

  

〇 Uwehe ウヴェヘ

 基本姿勢の状態で、両足の間はきちんと開けておきます

 1カウント目:片足を踏みなおす(あまり足を上げすぎないこと)

 2カウント目:膝を足の指先方向に向けて開く(開きすぎないこと)

 3カウント目:もとに戻す

 4カウント目:次の動きの準備のための待ち

 

【POINT】
*足の指先の方向に足を開くこと。けして大きく開かない

*上半身が基本姿勢と同じようにまっすぐに保つこと